人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日本国憲法万歳


最高の憲法を断固として守る
by homura2Y
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

国際評論家 小野寺光一

もっと中身を検討して、「これはもういらなくなった、じゃあやめましょう、

いやこれはもっと拡充して残すべきではないか、だったら強化しましょう」

――このように議論して、まず政策から入っていかなければならないのです。

しかし、現在では、総理が一個にしようと言ったら、

自民党では誰もそれに反論する人がいないのです。

私たちは多くが金融機関を利用しています。

利用している人にとっては大変な問題です。

いま利用している機関がなくなってしまうかどうか、という問題なのです。

それなのに、利用者の声なんか、まったく聞きません。

必要かどうか、利用している人の声を聞くのは当たり前のことではないでしょうか。

金融機関は使っている人のためにあるのですから。

 政策能力がことごとく衰えて、

日本はローマ帝国の末期と同じ状態です。

ローマの末期、皇帝が何とかローマを維持していたとき、

皇帝は「国民にはパンとサーカスを与えておけばいい」と言いました。

つまり、国民はお腹が空けば暴動を起こすから飯だけは確保する、

しかし飯だけだと「政治はどうだ、こうだ」とくだらない議論に入るから、

政治論をさせないためにサーカスを見せておけばいい、というわけです。

今度の衆議院選挙に刺客を与えて面白いことをやっておけば、

郵政民営化政策の本質論は誰もしゃべらなくなる。

「誰と誰が戦っているか、ライオンとトラがやっているのか、面白いな」

  このようにサーカス(見せ物)を国民に与えておけば、

政治の本質論は全然議論しなくなるのです。

あれだけもめた法案の中身については、何も語られないのです。

この法案が何を意味するのか、

なぜわれわれが命をかけて郵政民営化に反対しなければならないのか

テレビに何回出ても、これらを聞く人もいないのです。

「刺客として送り込まれて来た人を、どう思いますか」

そんな人物論だけを聞いて、本質論には立ち入らないのです。

これではローマ時代のサーカスと同じレベルで、全然政治ではありません。

 無茶苦茶な選挙が行なわれ

、一体誰が喜んでいるのでしょうか。


中国も、日本がバカになっていると大喜びでしょう。

アメリカだって日本が情けない国になっていれば、

後は日本の金を利用するだけです。バ

カな政府のバブルの後処理のおかげで、

外資がこれまで多くの土地を手にしました。

そして今、それをどんどん売って儲けています。

そのお金で、今度は株を買っています。

フジテレビやTBSなどのテレビ局は、

自分が買収されそうなのに、郵政民営化について

「金融をさらにアメリカに渡して大丈夫なのか」

という議論を誰もしません。これがテレビ局の実態です。

自分が死にそうなのに、金融が

アメリカの手に渡ればどんなことが起こるかという

民営化の大問題について議論をする局がなかったのです。

  やっと最近『文芸春秋』

で関岡英之さんが「奪われる日本」という論文を書きました。

しかし雑誌は、大新聞やテレビに比べて読む人は少ないわけです。

大新聞やテレビが全く事の本質を報道しようとする姿勢すらないほど

、日本はアメリカの属国であり植民地になってしまっています。

 植民地、属国とは、「自らの頭で考えない」ということです。

では誰が考えてくれるのか。それは親分の国アメリカに行って

聞いてくればいいということです。

10年にわたって毎年アメリカから「年次改革要望書」が突きつけられています。

だから政治家も役人も、結論を考える必要がないのです。

「はあ、今年はこういう考えですか、実行するように努力いたします。

これはちょっと抵抗がありますので、検討いたしましょう」

と言うだけです。アメリカの決めた結論が先ずあって、

日本はそれに向けていかにやっていくかだけを考えるのです。

これがここ数年の、日本の経済政策の実態です。

 だから突然「会社法の改正」が出てくるのです。

会社法の改正をして日本の会社がアメリカの会社に

買い取られやすいようになってしまったことを誰が考えたのか、

役人は答えることができません。

しかし、「年次改革要望書」を見ると、

アメリカの指示が明確に書いてあります。このように、

この国の政策はアメリカが考えるのです。

しかし、日本はアメリカの植民地といっても、アメリカの州ではありません。

合衆国の州に入っていれば、アメリカは日本のことも考えなければならないし

、考えた政策も出てくるでしょう。

けれど、植民地です。

昔から植民地は収奪されるだけの対象です。

アメリカは自分が儲かるから日本に対する方針を立てるのです。

日本国民は奴隷のようなもので、

「今はしっかり頑張れよ、殺さないようにしてパンだけは与えるから、

せっせと貢ぎなさい」ということです。

かくして日本は次々と富が失われ、経済がいつまでたっても成長しないのです。

 全体の所得は増えないけれど、

一部のところだけは儲かる人たちが出てくる。

そんな儲かる人たちがいるのに、

では、何で経済全体が成長しないのでしょうか。

それはほとんどの人が貧しく据え置かれているからです。

池袋あたりでは売上げが上がっている商店街はほとんどない。

中小企業の中では売上げが上がって少しはいいところもあるかもしれませんが、

昔からある会社はほとんど売上げも上がりません。これが日本の実態です。

 しかし、「それでいいじゃないか」と無気力になってしまって、

国民は選挙に投票してしまっています。

これがやがて大増税、

そして社会保障の厳しさにつながるのです。

これまで日本はお年寄りにとっても、良い国でした。

これからはどうなってしまうのでしょう。

お年寄りにとってはつらい国、

若い人にとって希望のない国になることは目に見えています。

でも「それがいい、それが改革だ」と言ってついていくのが日本の姿です。


私はこういった退廃的ともいえる風潮を2,3年前からつくづく感じています。


  政権に入って総理にゴマをすっているのもいいけれど、

やはりそんなもののために政治家になろう

と決意したわけではありません。

原点に立ち返るならば、

もう一度日本全体に「新しい日本をつくる」

という運動を起こすことこそが、私に課せられた

政治家としての使命だと実感したのです。

したがって、これからも選挙で東京10区に立ちます。

日本の全国民の皆さんに向かって「こんな日本でいいのか」

、若い人たちに向かって「こんな日本で将来満足できるのか」、

そういう声を発していく運動を本格的にやっていきたい。

それが私に残されたこれからの政治家としての人生、使命だと思っています。

小林興起ホームページ
http://www.kobachan.jp/greeting/index.php


主権在米経済」(小林興起著)のすごい内容と、亡国のイージ○の
金儲けのための国民健康保険破壊法案(別名医療制度改革法案)

http://www.asyura2.com/0601/senkyo22/msg/812.html


小林興起さんからいただいたメール
http://www.asyura2.com/0601/senkyo24/msg/483.html


マスコミに出ない『年次改革要望書』関連リンク
http://www.asyura2.com/0505/senkyo11/msg/389.html
 
りそなインサイダー取引という小泉政権の犯罪を暴こうとしていた
植草一秀氏痴漢冤罪事件に見る不可解さ
http://www.asyura2.com/07/senkyo29/msg/117.html

りそなスキャンダル追求は危険だ!りそな銀行が自民に融資を
10倍と伝える記事を書いて発表前日に朝日新聞記者の怪死事件
http://www.asyura2.com/07/senkyo29/msg/525.html

リチャードクー氏も指摘 りそな銀行処理の不可解
http://www.asyura2.com/0406/hasan36/msg/793.html


国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」メールマガジン
http://www.mag2.com/m/0000154606.html
まぐまぐ大賞政治部門第一位!わかりやすい!面白い!得をする!
創刊以来約19ヶ月余りで読者数4527名突破!
記録破りのNO1超高度経済成長メールマガジン。
マスコミ、政治家も多数愛読。政治経済の裏にある
「あなたが絶対知らない情報」を配信します。登録しないと損。
過去記事http://blog.mag2.com/m/log/0000154606
※小泉構造改革・売国奴・郵政民営化・道路公団民営化・猪瀬
飯島・竹中・外資の真相を明らかにする。

◎国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」のバックナンバー
⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000154606/

by homura2Y | 2006-12-31 09:25 | マスコミと電通
<< 国際評論家 小野寺光一さんの意見 国際評論家 小野寺光一さんの意見 >>